2012年01月25日

「信長の野望 戦国群雄伝」から学ぶ 資源集中の大切さ

「信長の野望 戦国群雄伝」から学ぶ 「資源集中の大切さ」

「信長の野望 戦国群雄伝」から学ぶ 資源集中の大切さ



「信長の野望 戦国群雄伝」
シリーズ通して、大好きなゲームの一つ。

えっ、なんで初代である「全国版」じゃないの?
と言われたら、私は「全国版」を買わなかったので・・・
というか、当時は光栄のシリーズは
欲しかったけど高くて買えなかったんです(T0T)
他のゲームが3800円、4800円の時代に、
9800円でしたしね(^^;)


とは言っても、初代「三国志」を買ってから、
ドツボにはまって、買おう買おうとしておりまして・・・
戦国群雄伝は、まだ「中古ショップ」などない時代に、
たまたま行った先の「おもちゃ屋」さんで
安売りしていたのを発見して、喜び勇んで購入したものでした。


まあ、そんな戦国群雄伝。
もちろん、はじめは「信長」を選んでプレイするわけです。

「信長の野望 戦国群雄伝」から学ぶ 資源集中の大切さ



まあ、三国志で感覚をつかんでいた私としては、
「まずは内政でしょ」
と言いながら、全員で内政を行いました。
で、金を使い果たしたところで、
「あとは訓練だね」と、兵士を訓練して終了。

・・・「徳川家康」が攻めてきました!!

「おっ、いきなりか。でも守り切れるさ。」

「信長の野望 戦国群雄伝」から学ぶ 資源集中の大切さ



「織田軍のそうだいしょうはしきをとれなかった」


・・・「はっ!?何それ?」

いきなり滅ぼされて終了ー(T0T)

なんじゃそりゃー!!!
と思って、説明書・・・が中古で買ったので付いてなかった(^^;

どうすりゃいいんだー!!

いまなら、間違いなくネットで調べれば済むところですが、
当時はそんなものはないわけで。

急ぎ、町中の本屋をめぐり、攻略本を探します。。。

「信長の野望 戦国群雄伝」から学ぶ 資源集中の大切さ



「あった!!!」
見つけて即購入し、熟読。すると・・・

「城主は、何があっても行動力40以上を保て!!」
敵が攻め込んできた際に応戦するためには
「行動力40」が必要となる。
それがないと、応戦するまでもなく敗北するので、
何があっても「城主」の行動力が保つようにしよう。


・・・そんなの知らなかったよー!!!(T0T)

てなわけで、そこからは「行動力」なるものに
注意しながらゲームを進めるわけです。

ちなみに、この「戦国群雄伝」の一番の特徴は、
この「行動力」になります。



逆にいうと、行動力さえあれば、なんどでも行動できるわけで。

その行動力は「政治力」によって回復量が決まってくる。
そのため、どんな能力よりも、「政治力」が大切なのが、
この「戦国群雄伝」なのです。

「信長の野望 戦国群雄伝」から学ぶ 資源集中の大切さ



さて、そんな「戦国群雄伝」ですが、
とりあえず、行動力を理解した後は、適当にプレイをします。
「やりながら覚える派」の私は、
上記のように、大問題が起こらない限りは原則
「説明書」など読まずにプレイし続けるわけで。

で、ひとまず戦争も体験したいと思うわけで。
信長の隣国と言えば・・・

三河の徳川家康
美濃の斎藤義竜
伊勢の北畠具教

・・・まあ、いきなり徳川は敷居が高いよね。
まずは弱そうなところから手を出してみるか。

てなわけで、北畠に手を出すわけで。
で、攻めてみました。

「信長の野望 戦国群雄伝」から学ぶ 資源集中の大切さ



「まあ、信長軍はさすがな武将たち」なわけですよ。
対して、当時あまり戦国に詳しくなかった私としては、
北畠なんて、たいしたことないだろうなとか思っていたら・・・

「信長の野望 戦国群雄伝」から学ぶ 資源集中の大切さ



「けっこう強いんじゃないの?」(^^;)

あとになってわかりましたが、
剣豪だったとのことで、塚原卜伝から、奥義を授かるほどだったとか。
そりゃ強いわな。

「信長の野望 戦国群雄伝」から学ぶ 資源集中の大切さ



とはいうものの、戦闘75
信長はもちろんのこと、
秀吉や柴田勝家なら勝てると思って勝負を挑むわけですが・・・

「信長の野望 戦国群雄伝」から学ぶ 資源集中の大切さ



あれっ、さくっとやられるんだけど・・・

いい勝負できるのが「信長」だけって・・・
どういうこと?

と思って、今度は試行錯誤。

訓練度が違うんじゃないのか
兵種(騎馬・鉄砲・足軽)の相性なんじゃないのか
などなど、いろいろと試してみるわけですが。

・・・で、2プレイなどにして、
わざわざ条件同じにしたり、変えてみたりしながら
検証を続けてみた中で、気がつきました。

「兵士数だ!!!」

そう、強さによって兵士が1対1で減るのではなく、
兵士数が大きく違うと、それだけで戦闘力に関係なく圧倒されるのです。
※その後、調べてみて、戦闘力も大きく関係しておりました

そう。それまでの自分は、
着実に内政をして、着実に兵力を増やし、
それもみんなに平等に兵力を分け与えていたのです。

が、それではいつまでたっても戦いに勝てなかったんですよね。
上記の通り、「兵力を集中」しなくちゃ勝てない。

逆に言えば、少ない兵力でも、集中さえすれば早々負けることはない。

「信長の野望 戦国群雄伝」から学ぶ 資源集中の大切さ



何よりも「再編成」して、分散している兵力を集中させること。
それがこのゲームの肝でした。
それが理解できてからは、全国統一するまで、
そんなに時間はかかりませんでした。


さて、そんな「兵力集中の大切さ」

現実世界において、というよりは、
「経営の世界」においては、よく言われることです。
自分の持っている経営資源を、
集中しないで分散するとあっという間にやられてしまう。

もちろん、分散するだけの余力がある大企業は違いますが、
そうではない場合、というかたいていは
「集中」しなくちゃ話にならない。

で、それって「兵力」だけなの?

「信長の野望 戦国群雄伝」から学ぶ 資源集中の大切さ



違います。人材も、金も米も。
自分が持っている資源はすべて「集中」してこそ価値を生む。

持っている資源を集中すればするほど、
そこから多くの価値が生み出されて、
その多く生まれた価値が、またより一層の価値を生む。

そのことに気がつくことができました。

これって、別に経営に限ったことじゃないんですよね。
自分自身の生き方一つとってみても、
人間関係一つとってみても、
集中しないことには何も生み出せないし、その次が生まれてこない。

というよりは、その次を生み出す前に、
ジリ貧になって、崩壊していく。

戦国群雄伝をプレイしていて、そんな経験を
何度となく味わいました。


「集中すること」

それを学べることができたこと、
そして、こうしてプレイしなおすことでそれを学びなおせる
このゲームで学んだことは、本当に生きる上で
大切なことだと思います。


ということで、
「信長の野望 戦国群雄伝」から学ぶ 「資源集中の大切さ」でした。



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