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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2018年07月04日

ゲーセンで学んだ秩序

私は、保育園の頃から「隠れて」
ゲームセンターに通っていました。
「隠れて」いた理由は、「あそこは悪い人の集まりだから」ってことで、
「行ってはいけない場所」とされていたから。
でも、実際毎日のように通っているうちに、
ヤンキーのお兄ちゃんたちがかなりやさしくしてくれたのを
いまでもよく覚えています。





今の俗にいう「チーマー」のような人たちと違い、
当時の「不良」たちは、秩序をもっていたんですよね。
私のような保育園、小学校低学年の子がいると、
やさしく対応してくれたし、
逆に私がゲームがうまいことを知ると、
「なあ、いまのところ、どうやったらクリアできるのか教えてくれない?」
なんて言って、私にお願いをしてきたものでした。
私はその中で、ヤンキーのお兄ちゃんたちにゲームを教えて、
そのお礼としてお金をもらったり、
ジュースをおごってもらったりしながら、
ゲームを楽しんでいたものでした。

彼らは、「社会の理不尽さ」には対抗していましたが、
だからこそ、大切にすべき人間性という面では、
私たちを大切にしてくれたなと、そう思っています。

事情も知らずに怒鳴り込んでくる大人たちに対しては、
私を匿ってくれたりもして。

逆に、恐喝とかをする人たちが出てくると、
「あいつら追い出すぞ!!」というような形で
むしろ秩序を保っていたのをよく覚えています。


その時、そんな彼らから感じた、学んだことは、
「人間性」でした。
肩書きだとか、社会的地位だとか、そんなものによらず、
「いい人間はいい人間なんだ」ってこと。

一年365日のうち、300日はゲームセンターに行ってました。
そのくらい、ゲームも好きだったし、当時のお兄ちゃんたちは
いろいろとよくしてくれたものでした。
ゲームが好きなのはもちろんでしたが、
あの空間自体が好きでした。


いま思い返せば、
本当にあの時にいろんなことを学んだなって。



それが、いつからか、そうした「やさしい不良」ではなく、
「秩序もなにもないおかしな人たち」が
増えてきたのは、小学校4年生を過ぎたころでした。


その話は、また後日にしたいと思いますが、
本当に、小さい頃、ゲームセンターにいたお兄ちゃんたちから、
たくさんのことを学んだし、よくしてもらったなあと。


「理不尽な大人やその仕組みには対抗するけども、
人間性は損なわないように生きる。」

できそうでできない、大切なことだと、そう思います。  

Posted by くみちょう at 05:03Comments(0)ゲームで学ぶ人生哲学