2012年01月23日

「グーニーズ」から学ぶ アレンジの大切さ

「グーニーズ」から学ぶ 「アレンジの大切さ」

「グーニーズ」から学ぶ アレンジの大切さ



コナミの「グーニーズ」は超名作ゲーム。

・・・って、下手すると原作の
「超名作映画」を知らない人が多かったりしますか?
もともと、スピルバーグ監督による映画がありまして。
これがまたおもしろかったんですよね♪

で、その映画の主題歌である、
シンディローパーさんの「Cyndi Lauper / The Goonies 'R' Good Enough」
これがまた名曲なんですよね。

<youtube より 貼り付けできないので、リンクを>

「Cyndi Lauper / The Goonies 'R' Good Enough」


もし映画を見たことがない人がいらっしゃいましたら、
最近はDVDで安く売っているので、ぜひご購入の上ご覧くださいませ。
損はしないと思いますので(^0^)


・・・てな、映画情報はおいといて。

ゲームのグーニーズも負けず劣らずおもしろいわけです。

「グーニーズ」から学ぶ アレンジの大切さ



主人公のマイキーを操作して、
各ステージにて、仲間を助け出し、鍵を3つ集めてクリアしていく、という。

それが、アクションゲームとして
非常にいいバランスでして。

敵のネズミや、フラッテリー一家、
上から落ちてくる岩や、水。

はじめのフラッテリーの隠れ家のステージから、
洞窟の中に入っていき、
水場などを経て、
最後は「ウィリーの海賊船」というステージ構成。

途中途中に隠されている「アイテム」を入手することで、
その攻略が非常に楽になっていくのです。

「グーニーズ」から学ぶ アレンジの大切さ



たとえば、一面の一番初めにあるアイテム、
「ヘッドホン」
これを手に入れることで、フラッテリー一家の
「音」攻撃に耐性がつくようになる。


そうしたアイテムの場所や、出し方を
いろいろと工夫して探し出すところもまた、
楽しみのひとつなわけです。


そんなグーニーズ。
私が一番「すごいな」と思う理由は、
「映画」に対しての「アレンジ」です。

ゲームにするのにあたって、
「原作」のイメージを崩さないようにしつつも、
「ゲーム」として楽しめるようにするむずかしさ。

この微妙なラインを、絶妙に工夫しながらつくっているところに
「グーニーズ」のすごさがあるなと。

私のように、「映画」の「グーニーズ」が好きで
何度も見ていた人間としても、
「ゲーム」の「グーニーズ」を違和感なく楽しめる。

もちろん、ゲームと映画で違うところも多々あるわけですが、
ゲームとしてのおもしろさを追及した上で、
原作をちょうどよくアレンジしているなと。


上記の「アイテム」なんかもまさにそうなんですよね。
「フラッテリー」の攻撃方法が「歌」なんですが、
これも原作で効果的な場面で「歌」っていて、
それが恐怖というか、納得の場面で使われているんですが。
まさかそれを攻撃の某法にしている、とか。
しかもそれを防ぐための「ヘッドホン」がアイテムであったり。

「グーニーズ」から学ぶ アレンジの大切さ



最終ステージにて、アイテムとして
「宝石」が出てくるのですが、
原作をしっていると思わず「そうだよね」と
意味が分かって納得出来たり、とか。

「アンディ」を最後に助けるあたり、
えっ、でもくっつくのは「ブランド」じゃないの?
とか思うけども、原作のちょっとしたいきさつをしっていると、
まあそれもありかなと思ったりなんかして。

「グーニーズ」から学ぶ アレンジの大切さ



ということで、
原作のイメージを崩さずに、
それでいておもしろくすることができている。

何度もゲームをプレイして、
何度も映画を見ていて、

そのたびに「あー、すごいなこのアレンジは」
と思うことが増えていくのです。


他にも、映画を原作としたゲームだとか
そういったものはあるけれども、
これだけ高レベルでアレンジをしつつ、
ゲームとしてもすばらしいものにしてあるのはそうないな、と。


ついつい、原作が素晴らしいと、
それをそのまま再現しようとして失敗する、
なんてことはよくあるわけで。

単純に、映画のマネをするとしたら、
「コマンド選択式のアドベンチャー」
という形にするとか、あったと思います。

それを、「冒険」がテーマであることから、
「アクションゲーム」として冒険のハラハラドキドキ感を
出しつつ、ゲームとして成立させるこのアレンジは
やっぱりいいなあと。


で、ここから学べること。
それは「自分たちの目的にあった【アレンジ】の大切さ」

いろんなところから「マネ」をしたり、
「アイデア」をいただいてくることはできます。
でも、それに「必要なアレンジ」を加えて、
「自分たちの目的に合致させる」ことって、
意外としないんですよね。

「これはいいものだから」と言って、
そのまま利用しようとする。
でも、自分にあっていないので、効果は薄かったりするわけで。

どんなにすばらしいものだとしても、
そこに「自分に合うようにアレンジを加えて、
自分たちのものにする」という感覚を持つことはすごく大切です。

その点、このグーニーズのゲームからは、
そうした「独自のアレンジ」を加えて、
あくまで原作のよさを生かしながらも、
自分たちのオリジナリティを出しながら
よいものをつくりあげているなと。


そうした「アレンジ」の大切さを
教えてもらえています。


ということで、ぜひともみなさんも、
この良作ゲームを、ゲームとしてだけではなく、
「映画」も見た上で「アレンジ」のすばらしさについて
比較しながら楽しんでもらえたらなと思います。


以上、「グーニーズ」から学ぶ 「アレンジの大切さ」でした。

「グーニーズ」から学ぶ アレンジの大切さ



最後のエンディングも、
映画を知っているとより感動的になりますよ。


ちなみに、私は定期的にグーニーズをプレイしては、
クリアをするようにしております。



同じカテゴリー(ゲームで学ぶ人生哲学)の記事画像
「パックマン」から学ぶ 人の生き方の4つの種類
ゲーセンで学んだ秩序
【「ファミリーベーシック」から学ぶ 「人の成長の仕方」】
【「人生ゲーム」から学ぶ 参加の意義をもたせる】
「ドラクエ10」から学ぶ 「人の役に立つ方法」
「影の伝説」から学ぶ 知ったつもりになるな
同じカテゴリー(ゲームで学ぶ人生哲学)の記事
 「パックマン」から学ぶ 人の生き方の4つの種類 (2018-10-07 05:34)
 ゲーセンで学んだ秩序 (2018-07-04 05:03)
 【「ファミリーベーシック」から学ぶ 「人の成長の仕方」】 (2014-03-12 21:59)
 【「人生ゲーム」から学ぶ 参加の意義をもたせる】 (2013-11-07 02:59)
 「ドラクエ10」から学ぶ 「人の役に立つ方法」 (2013-04-23 06:49)
 「影の伝説」から学ぶ 知ったつもりになるな (2012-11-23 17:00)

 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
「グーニーズ」から学ぶ アレンジの大切さ
    コメント(0)