2012年02月14日

「ポケットザウルス十王剣の謎」から学ぶ 謎解きの楽しさ

「ポケットザウルス十王剣の謎」から学ぶ 謎解きの楽しさ

「ポケットザウルス十王剣の謎」から学ぶ 謎解きの楽しさ



当時、「16連射」で有名な「ハドソン」の「高橋名人」
高橋名人との連射勝負で有名な「毛利名人」
(というか、個人的には「千切り」みたいなスタイルで
あんな連射ができたのかがいまだに疑問なんですが ^^;)

そして、「バンダイ」の「橋本名人」と、
たくさんの名人がいた中での、そのバンダイの名人が
主人公となったゲームです。

「ポケットザウルス十王剣の謎」から学ぶ 謎解きの楽しさ


※ ホギャーじゃねえよ、よけろよ!!
というつっこみを何度となく入れた記憶がある・・・
のは私だけじゃないはず。


ゲームのストーリーとしては、
主人公である「橋本名人」に対して、
このゲームのボスである「サラマンダー」が
突如現れ、雷を喰らわせてきます。
で、ポケットザウルスに変化させられてしまった
橋本名人は、自分の姿を元に戻すためにも、
「サラマンダー」を倒そうと、
「タイムカプセル」に乗り込んで追いかけていく・・・

「ポケットザウルス十王剣の謎」から学ぶ 謎解きの楽しさ



というストーリーだった・・・気がします(笑)
元々が、「バンダイ」が販売していた
「ポケットザウルス」という文房具のシリーズの
キャラクターを使ったゲームでして。
文房具が「恐竜」の形をしていたりするわけです。
たとえば、恐竜の口が「ホッチキス」になっていて、
「噛む」ことでホチキスが止められる、とか。
子供心に、こういうの欲しくなりますよね♪

で、そうした「ポケットザウルス」がゲームになった、
ということだったと思いますが・・・
あまり、そうしたポケットザウルス自体の意味はあまりなく、
要は普通のアクションゲームだったという(笑)

「ポケットザウルス十王剣の謎」から学ぶ 謎解きの楽しさ



で、アクションとしては、
「橋本ザウルス」の攻撃手段は、
「ブーメラン」なんですよね。

Aボタンでジャンプ
Bボタンで向いた方向にブーメランを投げる
上を押しながらBでブーメランを上向きに投げる
下を押しながらAボタンで、降りる



登場キャラクターたちは、まさに「ポケットザウルス」たち
向かってくる敵キャラクターたちは、
かわいい恐竜グッズたちなわけですが。
・・・それぞれ、名前があるんですよね。
で、キャラによっては、そうした自己紹介的な
文章が画面に表示されたりするわけで。

このあたり、コミカルにしながらも、
ゲームが楽しめるようにしてあるな、と思うわけです。
バンダイがつくるキャラゲーとしては、
そういう意味でもよくできている部類かなと。

また、このゲームには
「とつぜんですがクイズの時間です」
とかいうわけのわからないものもありまして。
特定の場所に設けられていて、
通過しようとすると、クイズに答えることになります。
正解すると、それぞれ得点がもらえて、
失敗すると、残念な音楽が流れる、という。

「ポケットザウルス十王剣の謎」から学ぶ 謎解きの楽しさ



まあ、失敗してもリスクはないのでいいのですが。
子供心に、そうしたクイズとかが難しかったりしたものです。

このゲーム、途中までは横スクロールのアクションですが、
途中からシューティングになります。
こうした、途中で変わるというのもまた、
飽きない仕組みとしては、よくできていたと思います。

「ポケットザウルス十王剣の謎」から学ぶ 謎解きの楽しさ



で、そのシューティングを超えると、
後半戦ということで、
ボスが待つ本格的なステージに以降します。

そっから先は、若干難易度が上がっている気がしますが、
はじめの「恐竜ステージ」とかであれば、
まあクリアは容易かなと思います。

「ポケットザウルス十王剣の謎」から学ぶ 謎解きの楽しさ



途中に出てくるアイテムですが、
「シールド」を取ることで
「スーパーはしもとザウルス」(名前は?)
に変身できて、ブーメランが3連発できたり、
スピードが速くなったり(ちょっと早くなった気がする)
体力も全回復したりと、至れり尽くせりなアイテムです。

「ポケットザウルス十王剣の謎」から学ぶ 謎解きの楽しさ



他にも、「一定時間得点が2倍になる」
「2」とかかれたアイテムや、
「ダイヤ」(特定の隠し場所に入ったり、交渉に必要)や、
体力回復の「H」なんてのもあったりするわけで。

これまた、敵を倒したり、途中に出てくる
「カプセル」を取ることで出てきたり、
ふつうに途中においてあったりします。


で、まあここまでは、
普通にアクションゲームだと思うわけですよね。
けど、タイトルに「十王剣の【謎】」とついているわけで。
「謎」を解かないといけないのです。

でも、そもそもそれが意味が分からない。
当時、9歳だった私。小学校3年生。

「ポケットザウルス十王剣の謎」から学ぶ 謎解きの楽しさ



各ステージにいるボスを倒すと出てくる言葉。
「アンゴウを ニュウリョクせよ」

「ポケットザウルス十王剣の謎」から学ぶ 謎解きの楽しさ



まあ、何かしら入力するんだろうけども、
はたして何をどうすればいいのか。

ボタンを押すと、
「あっさりと」次の面に進みます。

「ポケットザウルス十王剣の謎」から学ぶ 謎解きの楽しさ



「あれっ?あってたの?」

・・・でも、これがまちがっていたであろうことは、
その後のプレイの中で見えてくるわけです。


それは、ゲームオーバーをすると出てくるこの画面。

「ポケットザウルス十王剣の謎」から学ぶ 謎解きの楽しさ



「たいけつ しますか ?
B NO  A YES」
これで、YESを選ぶと、なんとラスボスである
「サラマンダー」との対決になります!!

「ポケットザウルス十王剣の謎」から学ぶ 謎解きの楽しさ



「なんじゃそりゃー!!」
まさか、ゲームオーバーすることが
ラスボスとの対戦につながるとは・・・

「それなら、すぐ死ねばいいんじゃん」
と思うかもしれませんが、勝てません(爆)

そこが、この「十王剣」の「謎」なんです。
きちんと、十王剣の謎を解かないとクリアできない。
※ あたりまえです


各ステージのボスを倒した時に落ちてくる「十王剣」
それをきちんと手に入れるためには、
各ステージごとの「あんごう」を探し出して、
それをクリアの際には入力しなくてはいけない。

・・・で、「あんごう」らしいものを探していくわけですが・・・

ここからが、このゲームで学んだこと。

まさに「試行錯誤」の連続です。

「アンゴウをニュウリョクせよ」
のメッセージの後、押したボタンを全部チェックしておき、
「どのボタンは、押しても反応がなかったか、あったのか」
ということを記入していきます。

A・・・だいじょう
B・・・ダメ
上・・・ダメ
左・・・ダメ
右・・・ダメ
下・・・ダメ

ゲームノートにこんなことが書かれ始めます。
で、そんなことをやっていて、ふと気がつくわけです。

そういえば・・・
途中の「中ボス」みたいなの倒した時に、
何かそれらしいのが出てたよな、と。

「ポケットザウルス十王剣の謎」から学ぶ 謎解きの楽しさ



あっ、「アンゴウ」って言ってた!!

「この【アンゴウ】をおぼえておくがいい」って!!
ということになり、早速メモを見直すと、

「ポケットザウルス十王剣の謎」から学ぶ 謎解きの楽しさ



「ABLR」

よっしゃ!!これで先にすすめる・・・
と思いきや、ここで大問題発生!!

「L」って何?「R」って何?

そうなんです。小学校低学年の当時、
「英語」なんてわかるわけもなく、
「A」や「B」はわかるけど、「L」とか「R」って何?
ということで、試行錯誤がはじまるわけです。

とりあえず、押せるボタンは、
「十字キー」「セレクト」「スタート」「A」「B」しかない。
ということは、その中のどれかということだ、と。

「十字キー」をそれぞれ見ると、
「上」「下」「左」「右」
これらがそれぞれどれかになっているわけだ・・・

ということで、ここで登場「大人に聴いてみよう!!」

で、お父さんやお母さんに聞いてみるわけです。
「ねぇ、上って、英語でなんて言うの?」
「ねぇ、下って、英語でなんて言うの?」

・・・とりあえず、わからない状態が続く中、
たまたま、英語を教えていた親戚が来ていて、
「上は、Up、下はDown、左はLeft、右がRight」
と教えてくれました。

「おおっ、ということは、【ABLR】は「AB左右」だ!!!」

よろこび勇んで、ゲームを再開。
結果は・・・

「ポケットザウルス十王剣の謎」から学ぶ 謎解きの楽しさ



見事成功!!!

「よっしゃー!!!」(≧▽≦)

当時、ものすごい達成感だったのをよく覚えています。

ということで、「ポケットザウルス十王剣の謎」から学ぶ
「謎解きの楽しさ」でした。

ちなみに・・・このゲームの単語がまさにそうですが、
「英語」が大の苦手である私が、
何を隠そう、英単語(ゲームで出てきたもの)だけは
ほぼ完ぺきに使いこなすという快挙を成し遂げておりまして!!
「ファイヤー」=「炎」
「ブリザード」=「吹雪」など、完璧すぎる英語マスターっぷりを
発揮するのは、もう少し後のことになります。



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